奥秩父 笛吹川東沢流域 鶏冠谷右俣


2001年9月29日(土)晴れ
メンバー 横山 他1

ここ1、2週間めっきり涼しくなりましたが、更なる涼を求めて?鶏冠谷右俣を遡行してきました。
朝、車のフロントガラスに霜がビッチリ張り付いていて相当冷え込んでいる気配ではあったが、天気も良く楽しく遡行できました。
さすがにこの時期になると沢ノボラーは少ない様で我々だけで貸切状態でした。

魚止めの滝は左岸から巻き、しばらくゴーロを歩くと奥飯盛沢を左に見て3段12mのナメ滝が現れる。盛夏だったらもちろんジャバジャバと水流に入り果敢にアタックするのであるが初っ端から濡れたくないなーと左岸から小さく巻き適当な所から川に下りた。
今日のナメ滝はやけにヌルヌルしていて滑るので要注意。
釜を持った小滝もさすがに泳ぐ気はしなくて巻くのであった。

20mくの字の滝は滑ると紅葉おろし状態になりそうなので一応ザイルを出し水流の右側を登るが残置シュリンゲがあるので出さなくても大丈夫だった。若干濡れてブルブルッ。
二俣からすぐの25m滝は左俣との間にある支尾根の踏跡をたどり巻き懸垂下降で川床に下りた。ゴルジュの中のナメ小滝群を越え、続く30m滝はザイルを出し右岸側壁から登り抜けた。

この滝が終わればナメ滝のオンパレードが始まる。次から次へとこれでもかとナメ滝が続く、この沢で一番楽しい所だろう。紅葉が進めばもっと最高かなー。
ナメ滝を充分楽しんだ後はそそり立つ40m大滝が見えて来るが直登できる訳でもないのでここで遡行終了とし、左岸の枝沢に入り適当な所から支尾根に入り40分程で近丸新道の登山道に出た。
ガイドブックではH氏が20分で登っている様だが単なる体力の差だろうか。
近丸新道はとても歩きやすい徳ちゃん新道を下った。

帰途勝沼のぶどうの丘に立ち寄りぶどうを頬張り、ワインを買って帰りました。

タイム

駐車場7:25〜鶏冠谷出合8:25〜二俣10:20〜大滝下12:20 
40
〜近丸新道13:20 40〜駐車場15:05




                                                                                               

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