自家製渓流タビの作り方
今時渓流タビをハンドメイドで作ろうなとど思われる方はいらっしゃらないとは思いますが・・・
何年か前までは自分で作って履いていました。 ちなみに現在は渓流シューズです。
沢登りを地下タビ、ワラジで始めたこともあり、渓流シューズには今イチなじめず、又市販の
渓流タビはサイズが合うものが無く、かといって毎回ワラジを買うのも懐具合が大変なので、
以前読んだ吉川栄一著「沢登り入門ガイド」の中で送り狼印のハンドメイドタビの事が印象に
残っていたので自分で作ってみることにした。
必要なもの 地下タビ、フェルト張替セット(秀山荘)、ナイフ、ゴム用ボンド
1.まずタビの底の波形をナイフできれいに削り取る。平らなほど良い。これが結構力がいる作業。
私は2回ほど指を切った。
2.削ったらこの面と張り付けるフェルトの面にゴム用ボンドを均一に塗り、完全に乾かす(1日位おく)。
フェルトは先に切らず大きなまま。
3.さらにもう一度ボンドを塗り、半乾き位で両方を張り合わせ重しをのせる。
又はひもか何かを巻いて固定しても良いかも。
4.完全に接着したら,フェルトを足型の通り切り取る。
これで世界に1つしかないハンドメイド渓流タビの出来上がり。
でも最近の地下タビは作りが弱いので労力の割には1シーズンでおシャカになる可能性有り。
お暇な方,手先の器用な方は是非どうぞ! って作る人なんていないよね〜。
(02.12.8)